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2019年08月16日

友人からお坊さんの不満を聞きました。「盂蘭盆」の俳句。

2019.08.10.

友人からお坊さんの不満を聞きました。
「盂蘭盆」の俳句。


趣味の会で、お盆休みの前に行くと、
わたくしを友人が待ち構えていて、
「ねえねえ、聞いてよ」と言います。



「あら、何かあったの?
なんでも聞くわよ」



「うちねえ、もうお盆のお坊さんが来て拝んでったのよ」



「ええっ、そんなに早く?」



「そうなのよ、いくら何でも早すぎるでしょ?
そしてねえ・・・」









友人の話によれば、
お坊さんをお盆に頼んでいたのに、
突然、電話をかけてきて、「明日の朝でないと行けない」と言ったそうです。



予定が詰まっていて忙しいからと言われたら、友人も了承しないわけにはいきません。



いつもは食事を外から取っていたのも、
「食べる暇がないから、その分はお金で」と。







当日は朝も早くからきて、
お経はたったの10分。



そして、さっさと仏間を出て行くので、
さすがの友人も封筒に入れていたお札を何枚か抜いて渡したそうです。



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「まったく、呆れてしまったわ。
お父さんは本当によくできた人で、丁寧にお経をあげてくれるし、終わったあとのお話もよかったのに、息子の方はどうしたことか」



先代は息子を後継ぎにしようとは思っていなかったので、
お寺の仕事は一切関わらせなかったのですが、
その先代が急死してしまったものだから、
息子が俄かに出家して、いやいやながらも跡を継ぐことになりました。



箸にも棒にもかからなかったのを、檀家が寄って集って教育して、
厳しいことで有名な真冬の修行にも送り出しました。



なんと、檀家がはるばる面会に行くと、帰りたいと言って泣く始末。



ところが、修行を終えて帰ってくれば、
皆が褒めそやしてくれるものだから、
すっかりいい気持になって、
合計3回も修行に行ったそうです。








それで、若いのに生意気にも、一端のお坊さんになったつもりで、
頭が高く、
檀家の言うことなんか一切聞かずに、やりたい放題。



そこで、総代が打ち揃ってお寺に赴き、
「総代を辞めさせていただきます」と諫めたところ、
あっさりと、「はい、どうぞ」と言われてしまいました。



総代も「では、さようなら」と言ってさっさと帰ってくるより仕方がありません。



住職も総代たちも、双方ともに内心慌てたのですが、
より困ったのは住職の方です。



総代がいなくてはお寺はやっていけないので、
心当たりの人に片っ端から当たったのに、
誰一人として引き受けてはくれません。



そこで、友人の妹の家に来て、
生まれて初めて頭を下げて、
それも、畳にごりごりごりごり押し付けて、終いには泣いて頼むものだから、
妹さんの家でしぶしぶ引き受けたというのです。








じゃあ、そのお坊さんの心根が変わったかと思えば、
とんでもない、
前にも増して威張って、好き勝手をしているというので、
檀家一同、頭を抱えているそうです。



友人曰く、
「私はお経なんてよくわからないから、
時計を見て、今日のは短かったと思うだけだけどね、
妹たちは毎日熱心にお経をあげているので、
全部暗記しているのよ。
だから、今日のお経は、あのお経のあそこと、このお経のそこを飛ばしたとかって、
いつも文句を言っているのよ」



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そういえば、わたくしの家のお寺のお坊さんも、先代は大層立派な人でしたが、
その息子の方は有難いという気持ちにはなれません。



というのは、
義父が亡くなったとき、「年齢に不足はなかろう」と言い放ったからなのです。



義父はもうすぐ80歳というときに亡くなって、
まあ当時は、今より平均寿命も低かったけれど、
家族や友人などにしてみれば、例え何歳まで生きても、
「年齢に不足はなかろう」などという気持ちにはならないものです。



お坊さんといえども、人間なので、いろいろな人がいることは承知の上ですが、
やはり、有難いと思える人であってほしいですね。



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では、「盂蘭盆会」の俳句をどうぞ。


盂蘭盆会。(秋の俳句)

俳人1号




吾が影を動かしており盆提灯

山口石鳴



青空へゆっくり帰る茄子の牛

森村文子



立ちかこむ杉真青に盂蘭盆会

水原秋櫻子



本堂へ猫の入りくる盂蘭盆会

高田たみ子



豪傑も茄子の御馬歟たままつり

幸田露伴



リュックサック負ひ去る能登の盆の僧

山口誓子



盆僧をわたす吊橋揺れもせず

石田勝彦



くさぐさの盆供みどりのまさりけり

大野林火



魂祭るものかや刻む音さやか

渡邊水巴



母卒寿あれこれ仕切る盂蘭盆会

鍋島武彦



友人などの話からも、仏様のことは各家の宗派によっても違うし、またその家その家のやり方があるので、
なかなか興味深いことですね。



どれが正しいということもなく、
自分の納得するやり方でご先祖様に対すればいいのでしょう。



わたくしも嫁いできた当初は、驚いたり戸惑ったりしたこともありましたが、
これも縁なので、できる限り、我が家流のやり方で仏様をお祀りしようと思っています。




ではまた、ごきげんよう・・・




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posted by 八十路小町 at 23:58| Comment(0) | 季節 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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