芥藍菜(かいらんさい)の花が咲きました。
「キャベツ」の俳句。
先日は市場で、ちょっと変わった野菜を見つけました。
袋には、
「芥藍菜(かいらんさい)」と書かれています。
産地は高知県です。
当然、買って帰りました。
家に帰ってすぐ、
この野菜の素性をインターネットで調べてみました。
この野菜の名前の漢字から予想した通り、
原産地は支那広東地方で、
別名は「チャイニーズ ブロッコリー(
Chinese broccoli)」「チャイニーズ ケール」(Chinese kale)だそうです。
まだ、日本にはあまり出回っていない野菜で、
旬は初夏から夏だというので、
今回の買い物は、まさに「初物」という訳でした。
新年早々、縁起が良いですね。
濃い緑の葉は、本当に元気いっぱいで、
食べると、しっかりした歯ごたえと味が魅力的です。
炒めものなど中華料理に美味しいですが、
スープやサラダなどに、ほんの少し刻んで彩りに散らすと、
見た目も味も栄養的にも嬉しい一皿になりました。

また、この「芥藍菜」は立てておくと、
かなり長期間長持ちします。
よくみると、蕾もついているので、
葉を食べた後の茎をコップに挿しておいて、これは日々の楽しみにしました。
そして、とうとう花が咲きました。
小さくて白くて可愛いですね。
まさにアブラナ科の花です。
食べてよし、食べたあとも見てよし、
本当にお得な野菜でした。
では、「芥藍菜」の仲間の「キャベツ」の俳句をどうぞ。
8月2日。キャベツの日。(俳句&ニュース)
渦まいてキャベツの締まる音のせり
藤本紀久子
あめつちの睦みし重さ春キャベツ
河野輝暉
葉脈に水音立てて春キャベツ
田村さと子
エプロンで運ぶサラダは春キャベツ
増田明美
初市へ農夫甘藍光らせて
森水仙
五月来ぬキャベツたつぷり切りきざみ
鈴木真砂女
さみどりのいまはましろくキヤベツ剥く
篠原梵
渦まいてキャベツの締まる音のせり
藤本紀久子
雨だれのリズムで刻むキャベツかな
櫻井了子
すこやかな固さに五月玉菜なり
上田五千石
美味しそうなキャベツの俳句ですね。
スーパーには、緑の美しい春キャベツが出回ってきました。
スープや煮物、揚げ物の付け合せに重宝する「冬キャベツ」とはまた別に、
初々しい「春キャベツ」の美しさと美味しさはまた格別です。
「春」という字が、
もうすぐ明るく暖かな春ですよ、
寒いけれど、キャベツを食べて頑張りましょう、
とでも、言ってくれているような気がします。
さて、寒いけれど、また市場に出かけてきましょう。
新顔の野菜が見つかるといいですね。
ではまた、ごきげんよう。。。
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