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2016年09月02日

昨日は二百十日。不謹慎ではありますが、嬉しかった台風の思い出。

2016.09.02.


昨日は二百十日。
不謹慎ではありますが、嬉しかった台風の思い出。



昨日は9月1日でした。



今年2016年と2020年とは9月1日が「二百十日」にあたります。



「二百十日(にひゃくとおか)」というのは、
雑節のひとつで、
立春から数えて210日目。



昔から、
台風や強風が多い日と言われて、
特に農家では暦でも注意を促していました。




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今年は台風がたて続きに起きて、
そして、迷走して被害が出ました。



そんなこともあって、
趣味の会では昔の台風の思い出話に花が咲きました。



会員の全員が声を揃えて言った言葉は、

「不謹慎とは思うけれど、
子どもにとって台風は嬉しかった」

です。



台風が来るというニュースが入ると、
各家庭では、すぐに大きなお釜で大量にご飯を炊いて、
そのご飯全部でお結びを作ります。



わたくしが過ごした本家では、
お結びは簣(あじか)という竹を編んで作った籠にに入れるのが常でした。



それから忘れてはいけないことは、
お茶を大きな薬罐に沸かすことです。



従姉はおかきを煎って、
砂糖の蜜を絡めておやつを作ります。



料理も裁縫も上手だった従姉は、
いつも手際が良いのです。



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女性たちが台所で忙しく働いている間に、
男性たちは家の中に縁台を運び込みます。



そして、家中の畳を剥がして、
縁台の上に積み重ねるのです。



二階がある家は二階に避難しますが、
二階のない家では縁台に重ねた畳の上に皆で避難するのです。



それから、
真っ昼間から雨戸を閉めて、
一家で立て篭もります。










大人の男性たちは雨合羽を着て、
懐中電灯を持って見回りをします。



水が入って来ないように、
要所要所には土嚢を積みます。



今では土嚢はホームセンターやインターネットのショップで、
袋は言うまでもなく、
水に浸すだけで膨らむという、土も要らない土嚢を買うことが出来ます。



昔はお米を入れるあの俵に土を詰めて、
自分たちで作っていたのです。



もっと昔の話では、
土嚢が間に合わなくて、
お殿様の命令で、お城の倉から米俵を出してきて、
それを積んで大水から地域を守ったということがいくつも知られています。



二階に避難していていたわたくしは
「おーーい、おーーい」
と呼ぶ声や、
「堤防が切れたぞーー」
と知らせる声が風に切れ切れに聞こえてきたのを思い出します。




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さて、
台風が嬉しかった理由をもう少し詳しくお話しましょう。



女子供や老人で家の中の安全な場所に避難していたのですから、
余程の物凄い台風でない限り、
わたくしたち子どもは非日常を楽しんでいました。



美味しいお結びやおやつを持って、
真っ昼間から薄暗い室内に篭もるのです。





hinanjo_seikatsu_family_smile_mo.jpg




昔はすぐに電線が切れて、
本当によく停電になりました。



灯りといえば、
蝋燭よりもカンテラでしたね。



これはいわゆる「カーバイトランプ」「アセチレンランプ」のことで、
海や川で使ったり、
お祭りなどの夜店でも使われていたものです。



炭化カルシウム(カルシウムカーバイド)という石に水を垂らして、
そこから発生するガスを燃やして灯りにしますから、
独特の匂いがあります。




カーバイトランプ.mov
https://youtu.be/vzC3sszn2sE?t=1m22s









そんな普段とは違った空間で、
久しぶりに暇になった親たちと語らうのですから、
子どもたちは嬉しくて楽しかったのです。



その上、
翌日は一面水浸しだったりなどしたら、
学校も休みになりますから、
なおさら嬉しかったと言うわけです。



お百姓さんにとっては稲が倒れたり、
作物が全滅したり、
池の魚が流されていったりして、
後片付けの苦労が大変なのですが、
暢気な子どもはそこまで気がつきませんからね。



さて、次も、
もう少し台風のお話を書きましょう。





ではまた、ごきげんよう。。。






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posted by 八十路小町 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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