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2016年09月04日

9月4日は「くしの日」。愛用の「十三やの櫛」を手入れしました。「櫛」の俳句。

2016.09.04.


9月4日は「くしの日」。
愛用の「十三やの櫛」を手入れしました。
「櫛」の俳句。




今日9月4日は「くしの日」です。



「九」と「四」は「苦」と「死」を連想するので、
日本では嫌われている数字ですが、
櫛を大切に扱って、
世の中の人に美容への関心高めてほしいということで、
日本の全国美容週間実行委員会が9月4日を「くしの日」と定めたそうです。







ということで、
わたくしも自分の櫛を手入れいたしました。


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この櫛は東京の上野公園の近く、池之端にある老舗「十三や」に、
娘のピヨ子と一緒に行って買ってきたものです。



「十三や」は元文元年(1736年)初代「清八」が店を開いて以来、
ずっとこの地で商いをしているという大変古い店です。



「くし」が「九四、苦死」に通じるので、
縁起を担いで「十三」とすることは、
江戸時代から普通に行われていたので、
各地に「十三」を屋号に持つ櫛屋があります。



例えば、
京都にも「十三や」という櫛屋さんがありますが、
こちらは明治8年の創業ということですから、
上野の「十三や」の方がずっと古くから続いている老舗中の老舗ということになります。









上野池之端の「十三や」は
間口の大きくはないお店で、
昔ながらの店内では、
職人さんが座って、櫛を細工していました。



この店の扱う櫛は全て鹿児島特産の薩摩つげを使用していて、
それを職人さんが一枚一枚終始手作りで仕上げます。



よく「本つげ」という櫛が売られていますが、
ほとんどが外国から入る代用つげで本物ではないのだそうです。



国産の柘植は丈夫で、
静電気を起こさないので、
髪の毛の通りも良く地肌への当たりも柔らかで心地よく、
使い込む程に艶がでて使いやすくなってきます。



店内にずらりと並べられた櫛を見ていると、
お店の人が丁寧に説明してくれました。



そして、
櫛を使う人の髪質や髪の量、用途に合わせて、
ぴったりな櫛を選んでくれるのですよ。



わたくしとピヨ子とそれぞれ、
櫛を選んでくれて、
実際に髪の毛に当てて決めました。



たかが櫛ですが、
本物ですからね、
決して安くはありませんんでしたが、
頭に当ててみた瞬間にその価値があると思いましたよ。




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普段の柘植の櫛の手入れというのは、
油を染み込ませた布で櫛を拭いて、
油を補給することだけです。



でも、
どうしても歯の間に汚れが溜まってくるので、
今日は特別に丁寧に掃除をしました。



古い歯ブラシに椿油をつけて、
歯に沿って軽くこするのです。



そうすると、
すぐに綺麗になります。



この櫛はもう30年以上も使っているので、
ほら、
歯が頭の丸みに沿って削れてきています。



この櫛は姿形が申し分なく美しく、
色も鼈甲色になってきて、
艶も出て、
わたくしの宝物になっています。



どこに行くときもいつも一緒です。



インターネットでも百貨店でも買えない逸品ですから、
歯が折れたり欠けたりしないように、
大切に大切に扱い、
これからもずっと使い続けたいと思います。


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では、
「櫛」の俳句をどうぞ。



身にしむや亡妻の櫛を閨に踏む

   与謝蕪村



びんに櫛そよと動きぬ今朝の秋

   夏目漱石



三日月の櫛や忘れし雪女郎

   佐藤紅緑



お六櫛つくる夜なべや月もよく

   山口青邨



母とわが髪からみあう秋の櫛とは

   寺山修司



つげの櫛つられ買ひして良夜かな

   芝尚子



茄子もぐや日をてりかへす櫛の峰

   杉田久女



水櫛に髪しなやかや花芙蓉

   中村汀女



緑さす少年櫛を使ひそめ

   笹井武志



古風な櫛しつかと挿してゆく炎昼

   鷲谷七菜子



櫛といえば必ず思い出すことに、
わたくしの子どもの頃のお正月の出来事があります。



あのときの櫛は柘植ではなくてセルロイドでした。



そして、
わたくしは髪の毛が少々少なかったお陰で、
その櫛に命を守られたのでした。



櫛で髪の毛を梳くと血流もよくなって、
美容にも精神の健康にも良いですね。



年を取っても、
そして髪の毛が減っていっても、
わたくしはこの櫛を使って、
いつもお洒落でいようと思います。




ではまた、ごきげんよう。。。



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posted by 八十路小町 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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