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2017年08月23日

「燕の塒入り」の素晴らしい動画を見つけました。「青葦」の俳句。

2017.08.23.

「燕の塒入り」の素晴らしい動画を見つけました。
「青葦」の俳句。




お盆も過ぎて、
暦の上では秋ですが、
毎日猛暑続きで、ぐったりしてしまいますね。



それでも、
扇風機にクーラーのある今の生活は、
昔に比べれば贅沢は言っておられません。



昭和の前半までは、
夏が来れば、家庭の窓窓には簾を吊るし、
家や店の外には葦簀が立てかけられていました。



これらは古臭いようでも、
実は、日本の夏には最も適した暑さ対策だそうです。




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先ず、
簾はカーテンやブラインドと違って、
窓の外に取り付けるので、
2倍も太陽を遮るばかりでなく、風通しが良いのです。



これは葦簀も同様ですが、
昔の日本家屋は軒が長く外に伸びていたので、
都合が良かったのです。



今の箱型の住宅では、軒さえない場合が大半ですから、
折角の簾も葦簀も有効に使えないということになります。





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また、
簾や葦簀は使わない季節には、
くるくる巻いて仕舞っておけるのも便利ですね。



ただ、
今ではこの材料が不足してきたので、
支那などのものが多いそうで、
まことに残念です。



簾は竹や葦、葦簀は葦を使って作るのですが、
昔は川原に沢山自生していたのですが、
今では岸をコンクリートで固めてしまったので、
葦ばかりか雑草も生えていません。



川辺で葦が青々と広がって、
風にそよぐ様は美しく、涼しさを感じさせてくれますね。



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日本に残った少ない緑の河川敷は、
野鳥たちの塒にもなります。



よく知られているのが、
燕の集団塒です。



子育てを終えた親燕と無事に巣立った雛たちは、
川や池などの辺りの葦の沢山生えている場所に集まってきて、
夜を過ごします。



葦は丈が2mほどにもなるので、
その先に止まっていると、
外敵に襲われにくいのです。



また、
外敵が忍び寄ってきたとき、
葦の茎がサワサワと揺らいで教えてくれますから、
本当に好都合ですね。



そんな「燕の塒入り」の素晴らしい動画を見つけました。




ツバメの集団ねぐら Roost of the barn swallow
https://youtu.be/bIoRH0_d6m8



この動画でも言っていますが、
燕が安心して暮らせる環境は人間にとっても良い環境のはずですね。



自分たちだけの、それも目先のことばかり考えないで、
自然と人間の長い時間を考えて生きていく知恵があるのは、
日本人の特徴です。



時代とともに変えなければならないもの、
変えてはならないものをしっかり考えて、
よりよい日本を築いていかなければなりませんね。



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では、
燕の塒にもなる「青葦」の俳句をどうぞ。



青葭が続きて河に壁をなす

山口誓子



芦茂るところ中洲のあるところ

鷹羽狩行



青芦の影賑やかに水の中

星野立子



西日のレール二本青芦沼に沿ひ

大野林火



青蘆の伸び足らざるはなかりけり

石田勝彦



青芦は自ら立錐余地も無し

中村草田男



青芦に似合ひの雨のあがりけり

島紅子



施餓鬼川青葭原へ日の去りぬ

百合山羽公



青芦の中ゆく舟の行燈かな

野村泊月



青芦に遼河の濁りとこしなへ

鈴鹿野風呂



少し涼しくなったら、
また早朝散歩を再開して、
葦の生えている川原まで行ってみましょうか。



幻想的な朝の燕を見るには、
燕よりも早起きしなくてはなりませんね。




ではまた、ごきげんよう。。。


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posted by 八十路小町 at 23:59| Comment(0) | 季節 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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