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2018年01月03日

昔の友人が個展を見に行ってくれたそうです。「初電話」の俳句。

2018.01.02.

昔の友人が個展を見に行ってくれたそうです。
「初電話」の俳句。


年が改まって、2日というと、
新聞も来ないし、年賀状も来ないし、
と言って、初売りに出かけるほどの情熱もなし、
なんとなく気が抜けたような淋しいような一日です。



炬燵に入って、
タブレットで漢字書き取りゲームをしていたら、
嬉しい電話がかかってきました。



随分前に趣味の会で一緒だった友人からです。



わたくしの個展を見に行ってくれたというのです。



その上、とても良かったので、
友人たちを誘って、もう一度見に行ってくれたというのですから、
嬉しくてたまりませんでした。



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個展というのは、
喫茶店のロビーで開いた小さなものですが、
喫茶店とはいえ、古くからある老舗ですから、
地域ではよく知られていたのです。



そのロビー展に出品するようになったのは、
しょっちゅう家に来る銀行員が、
玄関にあるわたくしの作品をすっかり気に入ってくれたことから始まります。



わたくしは作品を季節に合わせて、
玄関に飾っているのですが、
その人はそれをずっと見てきて、
ファンになったというのです。



それで、そのことを支店長に報告し、
支店長もやってきて、すっかり気にいってくれて、
その作品を是非、取引先で飾らせて欲しいと、頼んできました。



ところが、
夫がなかなか首を縦に振らないので、
何度も何度も支店長と取引先の店長さんが説得にきて、
やっと出展することになりました。




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当初は趣味の会の他の人の手前もあって、
合同展にしようとも提案したのですが、
趣味の会の会長の竹子さんとも相談した結果、
主催者の申し出通り、わたくし一人の個展にすることに決まりました。



それからがまあ大変。



いつも面倒見のいい竹子さんが、
個展に全面的に協力して、
出展する作品の搬入も搬出も手伝ってくれることになりました。



そこで、
家にある作品を全部出して並べておいて、
竹子さんに品定めをしてもらいました。



予め、会場の下見に行ってきて、
会場に合わせて、
作品と出さない作品を分けます。



「小町さん、もっともっと良い作品がいっぱいあるはずよ。

全部出してきなさいよ」



「これで全部よ」



「そんなことないでしょ?

あんなのもこんなのもあったはずよ」



「ああ、それはあの人にあげたし、
あれはあのひとにあげたし」



「おやまあ、小町さんたら、良いのをみんな人にあげちゃったのねえ」



「そうなのよ。

あのときは若くて元気だったから、また、もっともっと良いのが作れるからと思っていたの」



「あらそう。

じゃあ、私が貰ったのを出しましょうよ」



「良いの?」



「あれとあれとあれが良いから、持ってくるわよ」



「じゃあ、済まないけど、貸してね」



そんな具合で、
なにもかも、すっかり竹子さんのお世話になってしまいました。




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個展とは言っても、
ちゃんとしたギャラリーでやるものではないので、
こちらに住んでいる兄弟や親類、友人にも話しませんでした。



ただ、手芸の先生をしていて、何度も個展やショーを開いて、
わたくしも見に行ったり、協力をした妹のすえ子には言ったのですが、
遠くからわざわざ見に来てくれて、
写真も沢山撮ってくれました。



終わってから、
喫茶店のスタッフも、わざわざ見に行ってくれた銀行の人たちも、口々に褒めてくれたのですが、
そのときは、まあお世辞半分だと思っていました。



店長さんがお菓子を持って来てくれて言うには、
友達が友達を連れて来た人も多く、
200人以上もわざわざ見に来て、
丁寧に熱心に見て、
「これは素晴らしい」「これは一体、どんなにして作ったのかしら?」
などと口々に感嘆し、
芳名帳がないことを残念がっていたというのです。



芳名帳については、
そんなに見に来てくれる人もいるまいし、
芳名帳だなんて、ご立派なことをするのも態とらしいし、
書きたい人もいるはずがないと、
そう思ったので、紙とペンすら置きませんでした。



ところが、
電話をかけてきてくれた友人も、名前を書いておきたかったのに、
芳名帳がなくて残念だったと言いました。



とっくに陶芸をやめた人たちも大勢来て、
名前を書き残しておきたかったのだそうです。



そんな話を聞いて、
わたくしは嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。


その上、
銀行の支店長が「大成功でした。喫茶店も大喜びで、私の顔も立ちました。また是非お願いしますよ」と握手してくれたのですから、
わたくしとしても、ますます元気で長生きして、
次にはもっと素晴らしい個展を開くべき、頑張ろうと約束いたしました。



気ばかり急きますが、
忙しい一年になりそうですよ。




acxvf5656_mo.JPG



では、「初電話」の俳句をどうぞ。



初電話の俳句。1
https://youtu.be/lKW5ERbK6m0




初電話五体完きこゑならむ

飯田龍太



声に張りある父嬉し初電話

山田弘子



初電話いたはり合ひておない年

今井つる女



たらちねの聲を聞かまく初電話

星野立子



初電話兄出て子が出てやつと母

徳富喜代子



鳴る頃と思へば鳴りぬ初電話

山田弘子



初電話いたはり合ひておない年

今井つる女



もしも、実母が生きていたら、
今回の個展については、
さぞかし喜んでくれたろうと思うと、
天国に初電話をかけたくなってきました。



それから、
世話好きの姉も大勢知人を引きつれて見にきてくれただろうと、
暖かくなったら、報告をしにお墓参りに行かなくちゃと思っています。





ではまた、ごきげんよう。。。



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posted by 八十路小町 at 23:59| Comment(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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