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2018年04月16日

「デイケア」なるものに参加してみました。「バス」の俳句。

2018.04.14.

「デイケア」なるものに参加してみました。
「バス」の俳句。



先日は友人に誘われて、
「デイケア」なるものを体験してきました。



どうしたわけか、
「もう家を出ないと間に合わないぞ」などと、
夫が協力的に送り出してくれました。




バスが迎えに来てくれるというので、
指定された場所に立って、
きょろきょろしながら待っていると、
向こうから小柄なお婆さんが歩いてきました。



かなり背中が丸くなっていましたが、
とても可愛い花柄の帽子を被って、
春らしい綺麗な色の服装がとてもよく似合っています。



わたくしの前に来ると、
遠慮がちに声をかけてきました。



「あのう、
ひょっとして、おたくさんもデイケアにおいでになるんですか?」



「はい、そうですよ」



「ああよかった、私は今日が初めてなもので」



「わたくしもです。連れがいてよかった」



話していると、偶然にも、わたくしの友人の友人だということが分かり、
バスも隣合わせに座って、会話が弾みました。








お迎えのバスはよくあるようなマイクロバスではなくて、
普通の大きさのバスです。



それが、こんなところまでというような路地という路地まで入り込んで、
丁寧に丁寧に参加者を拾っていってくれるのです。



車椅子の人は言わずもがな、
普通に歩ける人まで、
一人で待っていても、ちゃんと迎えに行くのです。



この道のここまで来たなら、
もうすぐ着くはずという予想は何度も覆されて、
まるで、迷路ゲームの主人公になったような気分でいると、
最後の一人を拾って、次の電柱のところが会場でした。



極々近所に住んでいても、
お迎えのバスに乗らなければならないのは不便なようですが、
万全の安全対策のためなのですね。



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バスから降りたのは約30人。



会場に入って、ゆっくり顔を見回してみて、
なんだか楽しい気分になりました。



というのは、
年齢もこれまでの生きてきた環境も異なる様々な人が集まってきていたからです。



だから、関心の対象も好きなものも違っていて、
わたくしがあまり付き合ったことのないタイプの人も多くて、
見ること聞くことどれも、新鮮で面白かったです。



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今回の「デイケア」の内容は、
簡単な漢字や計算のクイズやなぞなぞ、
そして、歌と体操でした。



中でも一番印象に残ったのは、
「輪投げ」でした。



9本の柱が立っていて、
そこにロープで出来た輪を投げ入れるゲームです。



輪投げなんて、一体何年ぶりのことでしょうか。




娘のピヨ子が幼児の頃に、
輪投げを買ってやって、それで遊んで以来のことです。



わたくしが子供の頃は、田舎の普通の家には輪投げなんてありませんでしたから、
そこいらにあるもので、自分たちで工夫して遊んでいました。



例えば、壊れた樽や桶から箍を外して、
それを木の枝や杭に投げて遊んだり、
道路を転がしながら走って遊んだり、
「子供は遊びの天才」という言葉そのものでしたねえ。




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おや、「輪投げ」から話が逸れそうになりました。



今回は一人が7回ずつ投げて、点数を競いました。



最初、わたくしはたかが「輪投げ」と馬鹿にしていたのですが、
これが実に難しくて、技がいるのにはびっくりして、
汗をかいてしまいました。



それでも、5回入れることが出来て、
それは2番の成績だったので、とても嬉しかったです。









お弁当の時間になって、
雑談をしながら食べていると、
テーブルの端の方の人が、
何やらもの言いたげな様子で、わたくしの方を見ています。



わたくしも、どこかで見たような人だと思っていたら、
それは昔の俳句の会の人でした。



わたくしよりは10歳くらい年上だったはずですから、
もう90歳も半ばですが、割合にしっかりしていて、
話しているうちに、色々と思い出しもして、
楽しく嬉しかったです。



残念ながら、もう俳句はやめてしまったということで、
わたくしがインターネット俳句会に参加しているというと、
羨ましがっていました。




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では、「バス」の俳句をどうぞ。



バスの俳句。1

俳人1号のチャンネル


おとうとのひよこよくなく夜のバス

こしのゆみこ



バス停に小座布団あり神の留守

吉岡桂六



バスを待つ傘の相寄る花の雨

吉屋信子



デイサービスのバスの行き交ふ桜東風

古閑容子



寒風に母性のバスが来て停る

後藤昌治



バス停に人待ち顔の猫の妻

香山つみれ



バスの棚の夏帽のよく落ること

高浜虚子



バスを待ち大路の春をうたがはず

石田波郷



緑蔭や光るバスから光る母

香西照雄



帰りのバスでも、友人と隣合わせで、
飴をほうばりながら、いつぞやの話の続きをしました。



「ところで、今日の会だけど、
ちょっとお年寄り向きだったわねえ」



「そうよねえ。
楽しかったけれど、漢字や計算も簡単すぎたわ」



「もうちょっと、若向きで刺激のある会のほうがいいわ」



「そうねえ。
わたくしたちには、ちょっと早すぎた感じよねえ」



「そうよねえ。
と言って、すぐにこの会をやめるわけにはいかないけど、
また違う会を探しておくわ」



「じゃあ、お願いね」










ちょうどそこでバスが停留所に停まったので、
わたくしは手を振って、バスを降りました。



バスを見送りながら、
わたくしはふと思ったのでありました。



さきほどの俳句にあったように、
「光るバスから光る母」でありたいものだと。






ではまた、ごきげんよう。。。





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posted by 八十路小町 at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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