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2018年06月10日

家出していた(?)犬たちが帰ってきました。「犬」の俳句。

2018.06.10.

家出していた(?)犬たちが帰ってきました。
「犬」の俳句。




わたくしの家で行方不明になっていた犬たちがやっと帰ってきました。



犬というのは、生きている犬ではなくて、
わたくしが作った陶芸作品です。



わたくしは去年の暮に喫茶店で小さな個展をしたのですが、
そのときにお世話になった皆さんにほんのちょっとしたお礼をしようと思い、
犬の箸置きを作ったのです。



今年の干支は戌なので、
去年から少しずつ作りためておいたもので、
先月の窯入れで焼いてもらったのです。



なにしろ細々とした小さなものだし、
その数は50匹ほどあったので、
制作に手がかかったのは言うまでもないけれど、
窯入れと窯出しも大変だったので、
友人も手伝ってくれました。



焼き上がったものが勢揃いすると、
友人たちから歓声が起きました。



それで、欲しいものを何匹かずつお礼にあげました。



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そして、手元に残ったのが35匹です。



それを緩衝材を敷き詰めた大きなお菓子箱に、
一つ一つを綿で包んで、お互いがぶつからないようにと、
詰めておきました。



喫茶店に持って行くまで大事に保管して置いたのです。



ところが、
そろそろ持って行こうかなと、思ったところ、
その箱がどこにもありません。



普段、自分が過ごす部屋、仕事部屋、
そして、今や物置となっている二階まで、
何度も何度も探しました。



まさかこんなところには、と思う台所の戸棚の隅々まで探したのに、
それでも、見つかりません。



なんと、3日もかけて徹底的に探して、
草臥れ果ててしまいました。



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それにしても、あまりにもショックだったので、
娘のピヨ子に携帯をかけて、
話を聞いてもらいました。



「ふんふん。

でも、まさか、間違って捨てたりなんかはしないよね?」



「いくらなんでもそれはないわ」



「まさか、お父さんが捨てちゃったとか、
もないよねえ」



「自分も不要な物を溜め込んでる癖に、
他人には『捨てろ、捨てろ』と煩いけれど、
いくらなんでもヒトの物に手を出したことはないわよ」



大層威張りん坊のご主人が、勝手に高級ブランドのバッグや靴やら、アクセサリーやらをゴミの日に出してしまったという友人もいて、
憤慨して、わたくしに電話をかけてきたこともあるのですよ。



「そうよねえ、お父さんはヒトの物には絶対に手を出さないよねえ。

捨てたのでないなら、きっとそのうち出てくるから、
しばらく、忘れた振りをして、
他の有益で楽しいことをした方がいいんじゃないの」



「そうよねえ、探すばかりの人生は馬鹿らしいよねえ」



「そうよ、言いたくないけど、
あと、何十年も生きられるって保証はないんだから。

楽しいことをしないと、人生、無駄だよ」



「まことに、おっしゃる通り」



そこで、わたくしも気持ちを切り替えて過ごすことにしました。



なぜだか家出したワンちゃんたち、
外の空気を吸って、存分に遊んできたら、
きっといつかまた帰ってきてくれると信じて。









そして、ちょうど1週間経ちました。



いつものように仕事部屋に行って、
収納箪笥のガラス戸に手を掛けた途端に、
棚の上に見慣れた箱が目に入りました。



先週、家宅捜索をしたときも、何度も見た箱でしたが、
今回は不思議と気にかかります。



きちんと箱を机の上に下ろして、
その蓋を完全に開けて中身を見ると、
綿に大切に包まれた犬がいるではありませんか。



何度も何度も調べたのに、
綿の中身まで確かめなかったのです。



近頃、どうももの忘れが激しくなってきたと、
すっかり自信を失くしていたところに、
焦りに焦って探していたので、
全く、気が付かなかったのですね。



あまりにも馬鹿馬鹿しくて安堵するとともに、
一人でゲラゲラ笑ってしまいました。



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家出した犬たちは35匹、1匹も欠けずに全員が我が家に帰ってきてくれたので、
気が変わらないうちに、
全員を引き連れて、喫茶店に行きました。



営業中だったので、
お世話になった店長さんを呼んでもらって、
無事に引き渡すことが出来ました。



「こんなに沢山!?

銀行の人にも少しあげたいけど、いいですか?」



「はいはい、どうぞどうぞ」


気にいってくれるといいですね。








喫茶店からは、次の個展も頼まれているので、
わたくしとしては、それがまた嬉しい悩みの種です。



陶芸も楽しいのですが、焼成作業が必要なので、
どうしても、趣味の会の友人たちの手を煩わせてしまうことになります。



そこで、今度は布や毛糸を使った手芸作品に取り組んでみよう、
それも、友人たちと合同でやれれば楽しいな、
などと、色々と頭をひねっているところです。



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では、「犬」の俳句をどうぞ。



犬の俳句。1

俳人1号のチャンネル



白犬の眉書れたる日永哉

小林一茶



犬という命と並び日向ぼこ

鳴戸奈菜



月赤し犬に小さき坐りだこ

小川葉子



初雪や盲導犬は黄の合羽

四方幸枝



犬の来て銀河に触るる川堤

五十嵐秀彦



児を呼べば犬が応えるげんげかな

川辺幸一



ふところの子犬も濡れて夕立あと

横山幸嗣



陽炎や荷台の犬の遠ざかる

古澤千秋



犬がその影より足を出してはゆく

篠原梵



犬も児も同じ径来てゐのこづち

内藤繁



わたくしは幼いときに犬に噛まれてからというもの、
どうも犬が苦手です。



インターネットで写真や動画を見る機会が増えて、
可愛く思う気持ちも湧いてきたのですが、
それでも、実物には手を出して撫でてみたいという気持ちにはなりません。



犬は猫と同様に、
人間との暮らしの歴史が長い動物なので、
俳句にも沢山登場します。



どの句にも、犬と人との愛情溢れる交流が描かれていて、
本当に微笑ましいことです。



ああ、そうだ、
ちょっとご無沙汰になってしまっている古い友人は大変な愛犬家でしたよ。



確か、名前は「花子」だったような。



久しぶりに電話をかけて、花子ちゃんの自慢話を聞いてみましょう。






ではまた、ごきげんよう。。。






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posted by 八十路小町 at 22:59| Comment(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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