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2020年04月26日

初めてマスクをしましたが・・・。「マスク」の俳句。

2020.04.15.

初めてマスクをしましたが・・・。
「マスク」の俳句。



今、地球中の人々の関心はあの邪悪なウイルスに関係していると言ってもいいでしょう。

わたくしの住む市ではまだ感染者が出ていないこともあって、
マスクをする人はそれほどはいませんでした。

わたくし自身、マスクが嫌いなこともあって、
娘のピヨ子にうるさく忠告されていたにも関わらず、
マスクをしないで買い物にも出ていたのです。





そして、先日、久しぶりに買い物に出かけた際も、
マスクのことなどすっかり忘れていたのです。

さすがに連日の新聞やテレビなどで呼びかけられていることもあって、
人通りがあまりにもなかったので、
ちょっぴり不安で寂しい気持ちが湧いてきました。

しかし、街の中心地に行くに従って、ぽつぽつと人の姿が見えるようになって、ほっとして足取りも軽くなりました。

ところが、どの人もどの人もわたくしを見ると、
睨みつけるような目で見て、すっと避けるのです。

わたくしははっとしました。

ほとんどの人がマスクをしているのです。

それで、マスクをしていないわたくしに対して無言の非難をしているのだと気づきました。

せっかくもうすぐお目当ての店でしたが、
いたたまれなくなって一旦家に帰り、
マスクをつけて出直したという次第です。





マスク不足が言われていますが、
うちにはマスクは沢山ではないけれどあるのです。

それは、夫がいろいろな所から貰ったものを大事に取っておいてくれたからです。

それを上京するたびに少しずつ持ち出しては、
ピヨ子にやっていました。

マスクをすることもなかったピヨ子は有難迷惑のようでしたが、
それを仕舞っておいたので、
今回もマスクに困ることはなかったと、
今更ながら、夫に感謝しています。

勿論、わたくしもこの度はその有難さが身に沁みました。

仏壇の写真の夫は、「それ見ろ、役に立っただろう」と、
ちょっぴり得意そうに笑っていました。


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夫が残してくれたそのマスクをして、
わたくしはまた買い物に出かけました。

今度はもう、誰にも咎めるような目つきで見られませんでした。

それで、
わたくしにもみんなのマスクを観察する心のゆとりも出てきました。

市販のマスクをしている人が大半でしたが、
手作りのマスクをしている人もいます。

それがまた、どういうわけか男性が多いんですね。

ちょっと柄の入った布で作られたマスクは、なかなかお洒落でよかったですよ。


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さて、無事に買い物を済ませて大通りを歩いていると、
急に強い風が吹いてきて、
なんということか、わたくしのマスクをかっさらって行ってしまったのです。

わたくしは慌てて追いかけ、
落ちたらしい歩道の植え込みを探しましたが、
どこにも見当たりませんでした。

たとえ、見つかったとしても、どこかに落ちたものはそのまま着ける気にはなりませんが、
せっかくの夫のマスクなので、たかが使い捨てマスク一枚ではあるけれど、悲しくなってしまいました。

それで、帰宅するとすぐにコーヒーを淹れて、
買ってきたお菓子と一緒に仏壇にお供えして、
丁寧に謝っておいたのでした。

仏壇からは、「しょうがないなあ」という声が聞こえてきたような気がいたしました。



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では、「マスク」の俳句をどうぞ。

あ、ご存じの通り、「マスク」は冬の季語ですね。

マスク。(冬の俳句)


俳人1号のYouTubeチャンネル



マスクして重たき息となりにけり
那須淳男


マスクして砕氷船のごと進む
林翔


マスクとつて物言へば只の顔なりき
加藤楸邨


マスクしてすこしはつきりせぬ自分
後藤比奈夫


頬骨にマスクのあとや夜の客
原石鼎


マスクして人と齢をあらそはず
長谷川双魚


みゝたぶのさからうてゐるマスクかな
日野草城


マスクとりその人のその声となる
板場武郎


遊ぶ子のときをりマスク掛け直す
加藤宵村


マスクしてをる人の眼を読みにけり
上野泰



これらの俳句が詠まれたときの「マスク」は、
ほとんどが風邪に対するマスクで、マスクをしている人の方が圧倒的に少なかったはずです。

加藤楸邨や日野草城、原石鼎などの今は亡き俳人たちは、
世界中でマスクをするような光景は想像だにつかなかったでしょう。

アレルギーもあってよくマスクをしていた夫も、
きっと天国から驚いて見ていることでしょうね。

わたくしたち家族にとって、夫が亡くなったあの日から世界は一変したのですが、
実は、世界も大きな大きな転換期に入っていて、
毎日毎日、驚くようなニュースばかりが入ってきます。

不安で大変な時代に入ったことは確かですが、
何事に対しても好奇心が強かった夫と一緒に、
この時代の移り変わりを過ごせないことは本当に残念でなりません。

でも、仏壇の写真からは「いつも一緒にいるぞ」という声が聞こえてきたような気がします。

その声を力に、今日も元気で過ごしましょう。




ではまた、ごきげんよう・・・




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posted by 八十路小町 at 22:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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