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2019年07月16日

趣味の会では俵作りが流行っています。「米俵」の俳句。

2019.07.08.

趣味の会では俵作りが流行っています。
「米俵」の俳句。



先日は趣味の会に行ってきました。



このところの趣味の会は、
陶芸を一生懸命にやるというのではなく、
おしゃべりを楽しむ合間に陶芸もやるという、一種の老人会みたいになっています。



それは、チャリティーなど、市の催しに会として出品するのをやめたからです。



会員の高齢化もさることながら、
窯を持っている市の諸事情も関係して、
展示会に出品する準備をするのが、なかなか思うようにいかなくなったのが理由です。




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そういうことで、
今では、各自が自由に作製しているのですが、
それでも、みんなが一致して作りたいテーマがあります。



それは、「干支」の置物です。



来年の干支は「子」ですから、
わたくしも可愛いネズミを沢山作っています。



会員たちもこの頃はネズミ一本槍で製作に励んでいますが、
「米俵に登っているネズミ」が人気で、わたくしを除く全員が挑戦しています。



ネズミ自体は12年前にも作っているので、
それほど大変でもないのですが、
困っているのは、「米俵」です。



各自、頭の中に市販されている置物をお手本としてイメージして取り組んでいるのですが、
それがなかなか上手く出来ないのです。



まあねえ、
単純な物事ほど、難しいというのは世の常ですから。



「ねえ、これ米俵に見える?」



「う〜〜〜ん、見えるけど、どっちかというとコロッケみたいかなあ」



「これは、俵おむすびみたいよねえ?」



「この米俵は太っちょすぎよねえ?」



「そうねえ、なんとなく、ネズミの玉乗りみたい」



「それ、形はいいけど、模様がそんなだったっけ?」



などなど、まあ賑やかです。



わたくしは他人と同じことをするのは大嫌いなので、
俵は作りませんが、
農家に育った経験から横目で見ていて、
頼まれれば口も手も出しして、
自分のネズミがなかなか出来ませんでした。




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では、「米俵」の俳句をどうぞ。



米俵(いろいろ俳句)


俳人1号




話すうち一枚出来ぬ俵編

斉藤俳小星



俵編みつつ来年のことを云ふ

高野素十



夏籠や庫裡に積み置く米俵

石島岳



一俵は仔馬につけぬ今年米

吉田冬葉



花八つ手左千夫生家の米俵

浅井正子



米一俵炭五六俵冬構

淡路女



雪起し米百俵の地でありぬ

坂井建



白鳥をへだて売らるる米俵

佐川広治



秋風や鄙は家々の米俵

尾崎迷堂



俵編む音の二人であるらしく

済川石柳



今ではお米はポリ袋に入れて、
10kg、5kg、2kg、1kgと少量で売られていますが、
昔の米俵は60kgのお米が入っていて、俵自体も重かったし、
大きかったので、取扱うには力も技術も必要でした。



だから、お祭りなどの催しに、俵を持ち上げる力比べも見られますね。



しかし、
昭和前半頃までは、女性でも俵を普通に持ち上げて運ぶ人がざらだったのですよ。



終戦後くらいまでは、男性が戦争に取られていたので、
力仕事は女性がしなければなりませんでしたからね。








わたくしが育った本家の従姉は小柄な人でしたが、
農作業も家事も裁縫もなんでも出来るスーパーウーマンでした。



米俵を持ち上げて運ぶのなんてお手の物。



下肥を入れた桶を天秤棒にぶら下げて畑に運び、
歩きながら、足で桶を傾けては肥をやっていくという、
素晴らしい技の持ち主でした。



この従姉のお聟さんは山の方の人で、
しかも、お姉さんたちに可愛がられて育った末っ子だったので、
最初は農作業も得意ではありませんでした。



でも、妻が畑で肥をやる様子を見てはじっとしていられず、
はりきって天秤棒を担いだのはいいけれど、
さっそく桶と一緒に転んでしまうなど、
失敗ばかり。



何度も里に逃げ帰ったところを、
親類が打ち揃って迎えに行ったというのですが、
今ではもう笑い話となりました。



まあとにかく、
あの頃は粗末なものを食べていて、生活環境も悪かったのに、
みんな本当に力も強く、働き者でした。







そんなことを懐かしんでいたところ、
なんと、米俵を5俵も背負う女性がいた、
それも何人もいたことを知りました。



2014090200390044es_mo.jpg

5俵(=300kg)を担ぐ美女
昭和15年(1940)初版の若木竹丸著『筋肉美体力増強法』掲載写真
http://shintohkan.blog95.fc2.com/blog-entry-810.html


20160805151731_mo.jpg

昭和14年の写真
http://aiiizuka.hatenadiary.com/entry/300kg-kome



テレビでも紹介されたそうですが、
いやはや、驚きです。



そう言えば、
娘のピヨ子が上京した頃は、
早朝の総武線には箱や籠を積み重ねて、風呂敷で包んだ大きな荷物を背負った行商のおばさんやお婆さんが大勢乗っていました。



彼女たちは「担ぎ屋」と呼ばれていて、
千葉の地元で採れた新鮮な野菜や魚介類を都内に運んで来て売るのです。



どの人も小さな体の上に突き出るほど高く荷物を積んで、
どんなに重かろうと思うけれど、
しっかりした足取りで歩いていくので、
驚嘆したものでした。







米俵からちょっと話が逸れてしまいましたが、
お米を採ったあとの茎を捨てないで、干しておいて、
その藁を編んで、お米を入れて運ぶ美しい容器を作るとは、
日本人の知恵は本当に素晴らしいものですね。



そうそう、
俵はお米だけではなく、芋類や干し魚、炭なども入れたし、
運動会でも、「俵運び」や「俵転がし」などで活躍しました。



今でも、その藁細工の技術を守り、
様々な品物を販売しているのは嬉しいことです。



趣味の会の友人たちにも教えてあげましょう。





ではまた、ごきげんよう・・・





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2019年03月19日

友人が表彰されました。「勲章」の俳句。

2019.03.18.

友人が表彰されました。
「勲章」の俳句。




先日は、地域のスポーツや文化の活動に功績のあった人達に対して、
表彰式が行われました。
 



今回は、趣味の会の会長さんが表彰されるということで、
わたくしたちも拍手をしに行ってきました。



色々な分野で色々な活動をしている人が大勢表彰されました。



中には、わたくしの昔の友人や、娘のピヨ子の恩師もいて、
そのお元気な様子を見られて、本当に良かったです。




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趣味の会の会長さんは本当に世話好きで、
会員たちが元気で仲良く活動出来るようにと、
なにくれと気配りしてくれました。



わたくしも事故で骨折をして以来、
お休みすれば電話をかけてきてくれたり、
天候の悪いときは、車で送ってくれたりして、本当に助かりました。



そこで、会員一同がお金を出し合って、
お祝いと感謝の気持ちを込めて、
胡蝶蘭を一鉢贈りました。



この蘭は、ある会員の友人の栽培農家から特別に譲ってもらったそうで、
とても立派なものでした。



すると、
思いがけないプレゼントに、
「私の一番好きな花を、しかも、こんなに立派なものを・・・」と、
会長さんは涙ぐんで、大喜びでした。



そして、
その後日、蘭のお礼にと、
皆を老舗の喫茶店に招待してくれて、
美味しいコーヒーと美味しいケーキで楽しく過ごしました。



わたくしたちの趣味の会も高齢化が進み、
しかも、新入の会員がいないので、
いつまで続けられるかという不安があります。



でも、せっかく同じ趣味で仲良くなった繋がりですから、
出来るだけ長く楽しんでいきたいものですね。



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では、「勲章」の俳句をどうぞ。



2月11日。文化勲章制定記念日。(俳句&カレンダー)
https://youtu.be/Lf_c1ddp334



父と子の叙勲章かけ夏座敷

吉田きみ



二の酉の勲章祝ふ手をしめて

長谷川かな女



勲章を宝に夫の着ぶくれて

添野光子



いくまんの露の俳句が勲章に

山口青邨



アイスホッケー眉間の傷を勲章に

守屋明俊



木の瘤に雪の勲章卒業歌

角川源義



勲章をさげし写真や漱石忌

山口青邨



政府から貰うものばかりが「勲章」ではありませんね。



どんな小さな目立たないことでも、
信念に基づいて行ってきたことは、
勲章に値します。



認められ、褒められて嬉しくない人はいません。



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先ずは大切な家族に「勲章」をあげてみましょうか。



と言って、
なにも立派なバッジを用意する必要はありません。



ほんの小さなプレゼントや、言葉、
それが照れくさい場合は、笑顔でもいいですね。



心の中で思う感謝や称賛の気持ちは必ず、
相手に伝わることでしょう。









ああそうそう、
自分に勲章をあげることを忘れてはいけませんね。



「隗より始めよ」と言うではありませんか、ねえ。



今まで一生懸命に生きてきたことだけでも、
十分に勲章に値します。



年齢を重ねていくと、
何事も若いときと同じにはいかなくて、
本当に歯がゆい思いをしますが、
「出来なかった」ことではなくて、
どんなに小さくても、「出来たこと」に目を向けて、
自分を褒めて励ましていくことが重要だと思いますよ。



さて、今日のわたくしへの勲章は?



取って置きのお菓子とコーヒーを、お気に入りの器で味わう、「美味しい勲章」ということにいたします。




ではまた、ごきげんよう。。。




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2018年10月14日

趣味の会の友人と瓢箪を見てきました。「瓢箪」の俳句。

2018.10.13.

趣味の会の友人と瓢箪を見てきました。
「瓢箪」の俳句。



先日は趣味の会の友人たちと、
瓢箪の細工の展示会を見てきました。



友人の運転する車に乗り込んで、
郊外のちょっとした山の中まで行くのですが、
あの暑かった夏が嘘のように、秋の景色に変りつつあるのを、
キョロキョロしながら堪能しました。




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展示会場は大規模なものではないのですが、
そこここに瓢箪がずらりと陳列された様には、
思わず、唸ってしまいました。



先ず第一に目が行ったのは、
高さ1mほどの細長い瓢箪です。



それが3本、
ちゃんと姿勢良く立っている様はなかなかのものでした。



それ以外、今回は特別変わった形のものは少なく、
ほとんどが、いかにも瓢箪という形のものでした。



ただ、80cmくらいはあるような大きなものが多く、
それぞれが丹念に磨き込まれて、
実にいい色に輝いています。



絵を描いたり、
般若心経を細々と書き込んだり、
よくぞここまでというくらい、見事に手が込んだ装飾をしてありました。



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趣味の会の友人たちは皆、
様々な方向から食い入るように見て、
中には手帳を開いてスケッチをしている人もいます。



「帰ったら、陶土でこれを再現するのよ」



「私は、般若心経を書いた瓢箪で、ちょっと違った形のを作りたいわねえ」



どうやら、友人たちは般若心経や飾り絵を描いた瓢箪の陶芸作品を作るようですね。



私は人まねをするのが大嫌いなので、
それはしませんが、
折角のアイデアをなにかに活かしたいと思って、
じっくりと見学して帰りました。







身近にある毒植物たち “知らなかった"ではすまされない雑草、野菜、草花の恐るべき仕組み (サイエンス・アイ新書)






ところで、
瓢箪は気をつけなければいけない植物だそうですよ。



ウリ科なので、干瓢の原料の昼顔に似ていて、ちょっと美味しそうに見えますが、
ククルビタシン類が含まれているので、人体にとっては有毒で、
実際に食べて、食中毒になったもいるそうです。



また、キュウリなどの近くに植えてあると、同じウリ科同士で交雑し、
毒のあるキュウリが成ってしまうということです。






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さて、
瓢箪はそのくびれた形が、数字の8に似ているところから、
8月8日を「ひょうたんの日」と定めたということです。



8月8日。ひょうたんの日。(俳句&ニュース)
https://youtu.be/qJokeLXEWPc




順礼の目鼻書ゆくふくべ哉

与謝蕪村



夕方はひとのこゑして種ふくべ

星野麥丘人



青瓢ふらり散歩に出でしまま

櫛原希伊子



昼寝して顔のかなしき青瓢

森澄雄



夕かぜやしぶしぶ動く長ふくべ

高井几董



風景のしづかにめぐる種瓢

正木ゆう子



台風に傾くままや瓢垣

杉田久女



退屈な午後になりそう青瓢

田村清子



花や葉に恥しいほど長瓢

加賀千代女



おつとりと瓢簞下がる夕べかな

降旗牛朗



瓢箪というものは花の後、実がぶら下がっているところも、
なんとなくユウモアがあって、見ているだけで愉しくなりますが、
ファンにとっては、自分で細工をするのがまた堪らない愉しみです。



丹精したその瓢箪も人によって好みがあり、
その価値はまた人それぞれで、雲泥の差です。



確か、
娘のピヨ子が残していった本の中に、志賀直哉の「清兵衛と瓢箪」があったはずです。
https://amzn.to/2IVx6gH


もう一度読んでみようと思いました。





ではまた、ごきげんよう・・・





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2018年09月28日

また台風ですね。我が家の金木犀が心配です。「木犀」の俳句。

2018.09.28.

また台風ですね。
我が家の金木犀が心配です。「木犀」の俳句。




今年は天候も極端で自然災害も多い年ですね。



また、台風がやってきます。



その名は台風24号(チャーミー)、
ベトナム語(Trami)で、花の椿を指すのだそうです。



「椿」と言えば、アレクサンドル・デュマ・フィスの小説「椿姫」とそれをもとにした歌劇や芝居などのヒロインを思い出してしまいますが、
今度の台風は大型で非常に強い勢力を持ち、その進路もちょっと極端な曲がり具合、しかも勢力をなおも増強しながら、高速で日本列島を縦断しようというのですから、
強く警戒し、準備をしなければなりません。




DSC_0405_mo.JPG



わたくしの家には2本の金木犀があります。



一本は裏庭、一本が玄関脇。



10日ほど前のことですが、
裏庭の木にたった一塊だけど、
可愛い蕾が付きました。



裏庭で朝の体操をしていた夫が見つけて、
呼びに来てくれたのですよ。



わたくしの記憶では、
この時期に蕾がついたのは珍しいことだったので、
ちょっとピンぼけになりましたが、
携帯で写真を撮りました。



台風「チャーミー」がうちの金木犀に被害をもたらさないように、
日本各地に被害をもたらさないように祈っているしかありませんね。




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では、「木犀」の俳句をどうぞ。



木犀の俳句。1
https://youtu.be/mOWQUahmy_8




木犀の道抜け来しか夫薫る

吉田光子



木犀の弾けるごとく咲き出でぬ

宮津昭彦



月の出は金木犀の色にかな

永井東門居



木犀や障子しめたる佛の間

正岡子規



金木犀ひかりを引きて零れけり

加藤静江



金木犀午前の無為のたのしさよ

石田波郷



木犀の香に染む雨の鴉哉

泉鏡花



木犀の香にあけたての障子かな

高浜虚子



木犀の香や純白の犬二匹

高野素十



木犀や夕じめりたる石だたみ

芥川龍之介





台風が来るとなると、
雨戸を閉めて、窓の手当をして、
いや、本当に忙しいことです。



そんな忙しい大変な目をして待ち構えていても、
台風がかすりもしなかったことが何度もありました。



その度に、わたくしたちはがっかりしたような嬉しいような複雑な気持ちになります。



でも、これこそが「備えあれば憂いなし」だということで、
苦労が無駄になることを期待しながら準備万端整えて、
台風「チャーミー」を待ち構えています。




ではまた、ごきげんよう。。。






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2018年06月10日

家出していた(?)犬たちが帰ってきました。「犬」の俳句。

2018.06.10.

家出していた(?)犬たちが帰ってきました。
「犬」の俳句。




わたくしの家で行方不明になっていた犬たちがやっと帰ってきました。



犬というのは、生きている犬ではなくて、
わたくしが作った陶芸作品です。



わたくしは去年の暮に喫茶店で小さな個展をしたのですが、
そのときにお世話になった皆さんにほんのちょっとしたお礼をしようと思い、
犬の箸置きを作ったのです。



今年の干支は戌なので、
去年から少しずつ作りためておいたもので、
先月の窯入れで焼いてもらったのです。



なにしろ細々とした小さなものだし、
その数は50匹ほどあったので、
制作に手がかかったのは言うまでもないけれど、
窯入れと窯出しも大変だったので、
友人も手伝ってくれました。



焼き上がったものが勢揃いすると、
友人たちから歓声が起きました。



それで、欲しいものを何匹かずつお礼にあげました。



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そして、手元に残ったのが35匹です。



それを緩衝材を敷き詰めた大きなお菓子箱に、
一つ一つを綿で包んで、お互いがぶつからないようにと、
詰めておきました。



喫茶店に持って行くまで大事に保管して置いたのです。



ところが、
そろそろ持って行こうかなと、思ったところ、
その箱がどこにもありません。



普段、自分が過ごす部屋、仕事部屋、
そして、今や物置となっている二階まで、
何度も何度も探しました。



まさかこんなところには、と思う台所の戸棚の隅々まで探したのに、
それでも、見つかりません。



なんと、3日もかけて徹底的に探して、
草臥れ果ててしまいました。



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それにしても、あまりにもショックだったので、
娘のピヨ子に携帯をかけて、
話を聞いてもらいました。



「ふんふん。

でも、まさか、間違って捨てたりなんかはしないよね?」



「いくらなんでもそれはないわ」



「まさか、お父さんが捨てちゃったとか、
もないよねえ」



「自分も不要な物を溜め込んでる癖に、
他人には『捨てろ、捨てろ』と煩いけれど、
いくらなんでもヒトの物に手を出したことはないわよ」



大層威張りん坊のご主人が、勝手に高級ブランドのバッグや靴やら、アクセサリーやらをゴミの日に出してしまったという友人もいて、
憤慨して、わたくしに電話をかけてきたこともあるのですよ。



「そうよねえ、お父さんはヒトの物には絶対に手を出さないよねえ。

捨てたのでないなら、きっとそのうち出てくるから、
しばらく、忘れた振りをして、
他の有益で楽しいことをした方がいいんじゃないの」



「そうよねえ、探すばかりの人生は馬鹿らしいよねえ」



「そうよ、言いたくないけど、
あと、何十年も生きられるって保証はないんだから。

楽しいことをしないと、人生、無駄だよ」



「まことに、おっしゃる通り」



そこで、わたくしも気持ちを切り替えて過ごすことにしました。



なぜだか家出したワンちゃんたち、
外の空気を吸って、存分に遊んできたら、
きっといつかまた帰ってきてくれると信じて。









そして、ちょうど1週間経ちました。



いつものように仕事部屋に行って、
収納箪笥のガラス戸に手を掛けた途端に、
棚の上に見慣れた箱が目に入りました。



先週、家宅捜索をしたときも、何度も見た箱でしたが、
今回は不思議と気にかかります。



きちんと箱を机の上に下ろして、
その蓋を完全に開けて中身を見ると、
綿に大切に包まれた犬がいるではありませんか。



何度も何度も調べたのに、
綿の中身まで確かめなかったのです。



近頃、どうももの忘れが激しくなってきたと、
すっかり自信を失くしていたところに、
焦りに焦って探していたので、
全く、気が付かなかったのですね。



あまりにも馬鹿馬鹿しくて安堵するとともに、
一人でゲラゲラ笑ってしまいました。



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家出した犬たちは35匹、1匹も欠けずに全員が我が家に帰ってきてくれたので、
気が変わらないうちに、
全員を引き連れて、喫茶店に行きました。



営業中だったので、
お世話になった店長さんを呼んでもらって、
無事に引き渡すことが出来ました。



「こんなに沢山!?

銀行の人にも少しあげたいけど、いいですか?」



「はいはい、どうぞどうぞ」


気にいってくれるといいですね。








喫茶店からは、次の個展も頼まれているので、
わたくしとしては、それがまた嬉しい悩みの種です。



陶芸も楽しいのですが、焼成作業が必要なので、
どうしても、趣味の会の友人たちの手を煩わせてしまうことになります。



そこで、今度は布や毛糸を使った手芸作品に取り組んでみよう、
それも、友人たちと合同でやれれば楽しいな、
などと、色々と頭をひねっているところです。



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では、「犬」の俳句をどうぞ。



犬の俳句。1

俳人1号のチャンネル



白犬の眉書れたる日永哉

小林一茶



犬という命と並び日向ぼこ

鳴戸奈菜



月赤し犬に小さき坐りだこ

小川葉子



初雪や盲導犬は黄の合羽

四方幸枝



犬の来て銀河に触るる川堤

五十嵐秀彦



児を呼べば犬が応えるげんげかな

川辺幸一



ふところの子犬も濡れて夕立あと

横山幸嗣



陽炎や荷台の犬の遠ざかる

古澤千秋



犬がその影より足を出してはゆく

篠原梵



犬も児も同じ径来てゐのこづち

内藤繁



わたくしは幼いときに犬に噛まれてからというもの、
どうも犬が苦手です。



インターネットで写真や動画を見る機会が増えて、
可愛く思う気持ちも湧いてきたのですが、
それでも、実物には手を出して撫でてみたいという気持ちにはなりません。



犬は猫と同様に、
人間との暮らしの歴史が長い動物なので、
俳句にも沢山登場します。



どの句にも、犬と人との愛情溢れる交流が描かれていて、
本当に微笑ましいことです。



ああ、そうだ、
ちょっとご無沙汰になってしまっている古い友人は大変な愛犬家でしたよ。



確か、名前は「花子」だったような。



久しぶりに電話をかけて、花子ちゃんの自慢話を聞いてみましょう。






ではまた、ごきげんよう。。。






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2018年05月10日

趣味の会の友人と仙人の陶房に行ってきました。「葉桜」の俳句。

2018.05.07.

趣味の会の友人と仙人の陶房に行ってきました。
「葉桜」の俳句。




先日は趣味の会の友人と一緒に、
仙人の陶房に出かけてきました。



この陶房は山の中にあって、
周囲を樹々に囲まれていて、
情緒溢れる素晴らしい佇まいです。




そこでは、
毎年、桜の季節にはお花見を兼ねて展示即売会が行われています。



陶房の主は髭を蓄えていて、
飄々とした風貌と人柄から、
わたくしたちは「仙人」と呼んでいます。



その仙人からは、毎年、お花見の招待状が届くので、
わたくしたちも会一同で出かけているのです。



今年も会からはお花見に行ったのですが、
わたくしはちょうど病院の日だったので、欠席してしまいました。



その次に会に行くと、
皆、口々に、仙人の作品が素晴らしかったことや、桜の美しかったことを報告してくれました。



わたくしが残念がっていると、
仲良しの会員たちが、また行こうと誘ってくれたのですよ。





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というわけで、
友人の車で仙人の陶房に行ってきました。



生憎の雨でしたが、
車の窓から見る樹々は若々しい葉の緑が素晴らしく、
その瑞々しい生命力がわたくしたちにも乗り移ったような気がしました。



陶房では、
仙人がいつもと変わらぬ笑顔で出迎えてくれて、
作品の一つ一つについて、
丁寧に説明してくれます。



わたくしたちが陶芸の会だというので、
特に親切に、こんなことまでというくらい、
細かな秘訣も教えてくれるのです。



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友人たちは前に行ったときにペンダントを買ったということで、
それに紐をつけてもらいました。




皆、それぞれが「素敵でしょ?」と見せてくれるのですが、
容姿も服装も違うように、
買ったペンダントも様々で、
見れば見るほどその人らしくて、
心の中で頷いてしまいました。



そして、
わたくしも欲しくなったので、
自分では作れない技法のペンダントを買いました。



ただし、紐は自分で工夫して作ってつけることにしました。



だってねえ、
その方がオリジナルで嬉しいじゃありませんか。



ペンダントひとつでお洒落で楽しく過ごせるのですから、
お金も手間も惜しくないですね。




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帰りの車の中も、あれやこれや話が弾んで、
本当に楽しかったです。



「葉桜もいいけれど、やっぱり桜は綺麗よ。

来年は小町さんも一緒にお花見に行きましょうよ」



「そうしたいわ」




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では、「葉桜」の俳句をどうぞ。



葉桜の俳句。1

俳人1号のチャンネル



葉櫻や発つときめたるときの雨

久保田万太郎



葉桜に旅の行李の軽々と

長谷川かな女



葉桜の中の無数の空さわぐ

篠原梵



葉桜濃し母子のセーター同じ糸

田川飛旅子



葉桜や九段に古き筆舗あり

安陪青人



弘法寺や句碑の桜は葉桜に

久世孝雄



蝶々手離せば低う舞うて葉桜の奥へ

種田山頭火



葉櫻に山肌若くなりにけり

安藤虎酔



葉桜にかこまれて身を養へり

中山純子



葉桜のなだるる影や神田川

宮崎裕子



それぞれ、桜の名所で詠んだ、
葉桜のまた素晴らしい景色が目に浮かんできます。



緑はわたくしが一番好きな色です。



その色々な緑の中でも、
やっぱり、新緑の色が一番、目にも心にも効きますね。








今、日本では山や里に太陽光発電パネルをつけるのが広がっていますが、
それは外国の会社の製品で、品質が悪く、
また、太陽光発電自体が実は効率がとても悪いということです。



その上、
緑の樹々を剥ぎ取って設置したパネルはすぐに劣化して使えなくなり、
有害物質が垂れ流されて、二重三重に日本の自然や経済を破壊します。



目先のことばかり考えないで、本当に末永く日本や日本人のことを考えた政策が必要ですね。






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2018年04月30日

「ぬりえ倶楽部」を始めました。「クレヨン」の俳句。

2018.04.30.

「ぬりえ倶楽部」を始めました。
「クレヨン」の俳句。




先月からずっと、パソコンの調子がおかしいので、
娘のピヨ子に携帯を通して対処法を教えてもらっていたのですが、
遠隔操作も働かず、もう二進も三進もいきません。



そこで、
ピヨ子のところに送りつけて直してもらうことにしました。



ピヨ子もヒューレット・パッカードや保証会社などに電話をかけたところ、
保証外ということで、時間もお金もかかると言われたそうです。



わたくしもしばらくパソコンのない生活を覚悟していたのですが、
なんと、この度、ピヨ子からすっかりよくなったパソコンが送り返されてきました。



インターネットで調べて、自分で直してしまったのです。



「人間、困ると賢くなるもんだねえ。

また、なにか困ったことが起きたら、遠慮なく言ってきてよ」



ということで、
わたくしも安心して、遠慮なくパソコンをいじくり回すことにしました。



だって、わたくし専用のパソコンですからねえ。




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さて、そのパソコンをお繰り返してきた箱の中には、
例のごとく、思いもかけない美味しいもの楽しいもの珍しいものがぎっしり入っていましたが、
今日のブログの主役は「塗り絵」です。



「塗り絵」は幼い子供の遊びの代表的なものですが、
近年では、高齢者のボケ防止に効果があると見直されていますね。



それで、
わたくしも時々、新聞や雑誌にある塗り絵をしていたのです。



わたくしの友人も塗り絵をしている人が何人もいるのですが、
よく図書館で会うので、
一緒に塗り絵を楽しもうという話にもなっていたところでした。



そんな話をしておいたので、
ピヨ子がインターネットから沢山の塗り絵を探して、
印刷して送ってきてくれたのでした。





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DSCN2702_mo.JPG





それにしても、まあ色々な塗り絵があるものですね。



わたくしが子供の頃は戦時中で田舎でしたから、
ものも不足していて、
今のような立派な塗り絵はありませんでした。



冊子になっているものもありましたが、
高価だったので、
1枚ずつになったものを好きなものを選んで買ってもらったものです。



あの頃は色鉛筆などというものもなかったので、
色を塗るのはクレヨンです。



品質も良くなかったので、折れやすく、色の着き具合も満足できるものではありませんでしたが、
折れても、小さくなっても、大事に大事に使いました。



そうそう、絵柄はベティちゃんやオツカイなどで、
男の子には兵隊さんなどが人気でしたか。







日本製ベティ・ブープ図鑑 1930‐1960―安野隆コレクション




友人は「ボンタンアメ」の塗り絵を懐かしがっていました。



戦後は「きいちのぬりえ」が大流行で、
娘のピヨ子も大好きでしたねえ。






累計発行部数58万部以上!
大判シリーズ きいちのぬりえ およめさん編






塗り絵の話になると懐かしくて、
わたくしたち昔幼女もすっかり遠い目になってしまいます。



そんなわけで、
日時も決めないで、気の向いたときに、
図書館に集合して、読書や塗り絵を楽しむという、
実にゆるい「塗り絵倶楽部」が誕生しました。




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では、「クレヨン」の俳句をどうぞ。



クレヨンの俳句。1

俳人1号のチャンネル



クレヨン一本曾我兄弟の泉の中

川崎展宏



折れやすきクレパス沖縄慰霊の日

鈴木ふさえ



雪の日の登校クレヨン画大切に

橋本多佳子



千歳飴下げしを描けクレパスに

永井龍男



幼女笑むクレヨン画から大向日葵

沓名きよ子



クレヨンの青が熊野へはみだせり

大西健司



ごちゃごちゃのクレヨンの色小鳥来る

望月哲土



ちゆうりつぷふとクレヨンの赤がない

鈴木竜骨



わたくしたちの「塗り絵倶楽部」の活動開始は、
ゴールデンウィーク明けとなりました。



待ち遠しいですね。



ではまた、ごきげんよう。。。





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2018年02月19日

趣味の会で個展のお祝いをしてくれました。「梅の花」の俳句。

2018.02.16.

趣味の会で個展のお祝いをしてくれました。
「梅の花」の俳句。


先日は趣味の会の友人たちがお祝いの食事会をお開いてくれました。



昨年、小さな個展をしたときのお祝いです。




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その少し前に友人が開いた個展では、皆でお金を出し合って、胡蝶蘭の鉢を贈ったのですが、
わたくしの場合は会場の都合で、お花は無しということで、
会食となりました。



場所は忘年会で行ったお店です。



この店では、
小さくて凝った器に料理がほんの一口だけ盛られていて、
それが次々と運ばれてきます。



普段は極極少食のわたくしでも、残さず食べられたということで、
そして、なにより、陶芸に興味のある人なら器を鑑賞するのも楽しみなので、
ここを予約してくれたのでした。



メンバーが車に分乗して行き、
美味しいお料理に楽しいおしゃべりで、
本当に満足満腹した会食でした。



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帰りには近所のお寺に寄って、
梅の開花具合を見ました。



ここはよくある梅の名所のように沢山の木があるというのでなく、
古木が数本、なんとも言われぬ情緒を感じさせてくれるのです。


紅梅も白梅も花盛りで、
うっとりと見入りました。



それにしても、残念だったのはカメラを持って来なかったこと。



スマホを持っている友人が何枚も撮って、それを送ってくれることになりました。



趣味の会もメンバーの高齢化が進み、
運営も段々と難しくなってきます。



若い人が入って来ないので、
いつまで続けられるかはわかりませんが、
それは、似た年齢層同士ということで、
助けあって、出来るだけ長く楽しみたいですね。




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では、「梅の花」の俳句をどうぞ。



梅の花の俳句。1


俳人1号のチャンネル



梅咲くと思ひゐて午過ぎにけり

加藤楸邨



梅咲きぬ温泉(いでゆ)は爪の伸び易き

梶井基次郎



ちかよりてなほこまやかや梅の花

原石鼎



梅の香や吸ふ前に息は深く吐け

石田波郷



伐るも惜しき薄紅梅の老木かな

正岡子規



世ににほへ梅花一枝のみそさざい

松尾芭蕉



碧玉の茶碗に梅の落花かな

夏目漱石



梅盛り枝は横たて十文字

勝海舟



梅やさく福と鬼とのへだて垣

中原道夫



雪中梅この旅白くなりにけり

中村草田男



わたくしたちの住む市の山に梅の名所があるのですが、
恒例の梅まつりももうすぐです。



若い頃が皆、フットワークが軽かったのですが、
今ではそうも行きません。



その代わり、
インターネットで様子が見られるので、
これは大変ありがたいことですね。



よく聞く話に、団塊の世代のあたりから上は情報をテレビや新聞だけからしか得ていないので、
操作された偏った考え方だと言われています。



確かにその傾向は強いのですが、
80歳90歳を過ぎても、インターネットで様々な情報を得ている、頭の柔軟な高齢者もいることを忘れて貰っては困りますね。





ではまた、ごきげんよう。。。


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2018年01月13日

今年初めての趣味の会に行ってきました。「初稽古」の俳句。

2018.01.10.

今年初めての趣味の会に行ってきました。
「初稽古」の俳句。



新しい年になって初めての趣味の会に行ってきました。



長かった冬休みの間、
待ち遠しい思いを抱いていたのはわたくしだけではなかったようで、
わたくしが行ったときにはもうメンバーが揃っていて、
ニコニコ笑顔で迎えてくれました。



ところが、よく見れば足りないメンバーがいます。



松子さんと千代子さんです。



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松子さんについては、
なんと、骨折で入院しているというのです。



以前にも転んで手首を骨折して
色々と大変だったのですが、
今度も手首をやってしまったそうです。



お正月に息子さん一家がやってきて、
食事に出かけたのだそうです。



美味しい食事を楽しんで家に帰り着いたのが夜の9時。



洗濯物を出しっぱなしにしてあったことに気づいた松子さんは、
慌てて庭に降りたときに、
転んでしまって、
右手をついたはずみに骨折をしたのです。



その日は一日、冬晴れだったし、
電気を点ければよかったし、
第一、そんなに慌てる必要は何一つなかったのに、
そうなってしまったというのは、
まさしく、魔が差したというべきでしょうね。



前に骨折したのは左の手首だったので、
痛くて不便なのは当然ですが、
利き手の右手が使えるので、
まだ良かったのです。



でも、今度は利き手が骨折してしまったのですから、
趣味の会にも当分出られそうもないということで、
本人は言うまでもなく、わたくしたちもがっかりしています。





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松子さんが欠席の理由は分かりましたが、
千代子さんがいないことについては、
誰にも連絡がなく、
なにしろ最高齢ですから、皆、色々と心配していました。



そこに、
ドアが開いたと思ったら、
千代子さんが颯爽と入ってきました。



「新年早々、大遅刻しちゃったわ」



「心配してたのよ、なにかあったの?」



千代子さんが愛用の自転車に乗って家を出て、
角を二つ曲がったら、
なんとタイヤがパンクしてしまったのだそうです。



仕方ないので、自転車を押して自転車屋に行き、
パンクを直してから来たのだそうです。



「いくら電動でも、
パンクしたらどうにもならないわよ」



またその自転車屋というのが、
結構な遠回りなのですから、
みんなびっくりしてしまいました。



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それでも、
千代子さんは何事もなかったかのように、
疲れた様子も見せず、
お弁当を食べてから、さっさと製作に取り掛かりました。




「戌年だから犬を作ってくれって、
10匹作らなくちゃならないの。

ああ、忙しい」



確か、お誕生日がくれば96歳になると思うのですが、
小柄なお婆さんなのに、頭もしっかりしていて本当に元気です。



わたくしも千代子さんを見習って、
いつまでも元気で溌溂と暮らしたいものです。






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では、「初稽古」の俳句をどうぞ。



初稽古の俳句。1 https://youtu.be/FDb966pQdg0



道場の板の眩しき初稽古

永田万年青



まだだれも叩かぬ太鼓初稽古

赤塚五行



初稽古富士見えねども筑波あり

深見けん二



つきそひの親のふるへる初稽古

芳賀枸杞



内なるもの透明にして初稽古

山田禮子



道場に女下駄あり初稽古

高橋淡路女



初稽古身体髪膚祖(おや)に受け

深見けん二



初稽古米寿に対ふ美少年

鎌倉喜久恵




日本の武道や舞、お茶やお華などは、
年を取って体力がなくなっても、
若い人を超える技術で尊敬されている人が多いですね。



筋力を超越した技を極める素晴らしさを、
しみじみと感じさせてくれる俳句でした。



わたくしも益々、頑張ろうと思います。





ではまた、ごきげんよう。。。


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2018年01月03日

昔の友人が個展を見に行ってくれたそうです。「初電話」の俳句。

2018.01.02.

昔の友人が個展を見に行ってくれたそうです。
「初電話」の俳句。


年が改まって、2日というと、
新聞も来ないし、年賀状も来ないし、
と言って、初売りに出かけるほどの情熱もなし、
なんとなく気が抜けたような淋しいような一日です。



炬燵に入って、
タブレットで漢字書き取りゲームをしていたら、
嬉しい電話がかかってきました。



随分前に趣味の会で一緒だった友人からです。



わたくしの個展を見に行ってくれたというのです。



その上、とても良かったので、
友人たちを誘って、もう一度見に行ってくれたというのですから、
嬉しくてたまりませんでした。



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個展というのは、
喫茶店のロビーで開いた小さなものですが、
喫茶店とはいえ、古くからある老舗ですから、
地域ではよく知られていたのです。



そのロビー展に出品するようになったのは、
しょっちゅう家に来る銀行員が、
玄関にあるわたくしの作品をすっかり気に入ってくれたことから始まります。



わたくしは作品を季節に合わせて、
玄関に飾っているのですが、
その人はそれをずっと見てきて、
ファンになったというのです。



それで、そのことを支店長に報告し、
支店長もやってきて、すっかり気にいってくれて、
その作品を是非、取引先で飾らせて欲しいと、頼んできました。



ところが、
夫がなかなか首を縦に振らないので、
何度も何度も支店長と取引先の店長さんが説得にきて、
やっと出展することになりました。




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当初は趣味の会の他の人の手前もあって、
合同展にしようとも提案したのですが、
趣味の会の会長の竹子さんとも相談した結果、
主催者の申し出通り、わたくし一人の個展にすることに決まりました。



それからがまあ大変。



いつも面倒見のいい竹子さんが、
個展に全面的に協力して、
出展する作品の搬入も搬出も手伝ってくれることになりました。



そこで、
家にある作品を全部出して並べておいて、
竹子さんに品定めをしてもらいました。



予め、会場の下見に行ってきて、
会場に合わせて、
作品と出さない作品を分けます。



「小町さん、もっともっと良い作品がいっぱいあるはずよ。

全部出してきなさいよ」



「これで全部よ」



「そんなことないでしょ?

あんなのもこんなのもあったはずよ」



「ああ、それはあの人にあげたし、
あれはあのひとにあげたし」



「おやまあ、小町さんたら、良いのをみんな人にあげちゃったのねえ」



「そうなのよ。

あのときは若くて元気だったから、また、もっともっと良いのが作れるからと思っていたの」



「あらそう。

じゃあ、私が貰ったのを出しましょうよ」



「良いの?」



「あれとあれとあれが良いから、持ってくるわよ」



「じゃあ、済まないけど、貸してね」



そんな具合で、
なにもかも、すっかり竹子さんのお世話になってしまいました。




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個展とは言っても、
ちゃんとしたギャラリーでやるものではないので、
こちらに住んでいる兄弟や親類、友人にも話しませんでした。



ただ、手芸の先生をしていて、何度も個展やショーを開いて、
わたくしも見に行ったり、協力をした妹のすえ子には言ったのですが、
遠くからわざわざ見に来てくれて、
写真も沢山撮ってくれました。



終わってから、
喫茶店のスタッフも、わざわざ見に行ってくれた銀行の人たちも、口々に褒めてくれたのですが、
そのときは、まあお世辞半分だと思っていました。



店長さんがお菓子を持って来てくれて言うには、
友達が友達を連れて来た人も多く、
200人以上もわざわざ見に来て、
丁寧に熱心に見て、
「これは素晴らしい」「これは一体、どんなにして作ったのかしら?」
などと口々に感嘆し、
芳名帳がないことを残念がっていたというのです。



芳名帳については、
そんなに見に来てくれる人もいるまいし、
芳名帳だなんて、ご立派なことをするのも態とらしいし、
書きたい人もいるはずがないと、
そう思ったので、紙とペンすら置きませんでした。



ところが、
電話をかけてきてくれた友人も、名前を書いておきたかったのに、
芳名帳がなくて残念だったと言いました。



とっくに陶芸をやめた人たちも大勢来て、
名前を書き残しておきたかったのだそうです。



そんな話を聞いて、
わたくしは嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。


その上、
銀行の支店長が「大成功でした。喫茶店も大喜びで、私の顔も立ちました。また是非お願いしますよ」と握手してくれたのですから、
わたくしとしても、ますます元気で長生きして、
次にはもっと素晴らしい個展を開くべき、頑張ろうと約束いたしました。



気ばかり急きますが、
忙しい一年になりそうですよ。




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では、「初電話」の俳句をどうぞ。



初電話の俳句。1
https://youtu.be/lKW5ERbK6m0




初電話五体完きこゑならむ

飯田龍太



声に張りある父嬉し初電話

山田弘子



初電話いたはり合ひておない年

今井つる女



たらちねの聲を聞かまく初電話

星野立子



初電話兄出て子が出てやつと母

徳富喜代子



鳴る頃と思へば鳴りぬ初電話

山田弘子



初電話いたはり合ひておない年

今井つる女



もしも、実母が生きていたら、
今回の個展については、
さぞかし喜んでくれたろうと思うと、
天国に初電話をかけたくなってきました。



それから、
世話好きの姉も大勢知人を引きつれて見にきてくれただろうと、
暖かくなったら、報告をしにお墓参りに行かなくちゃと思っています。





ではまた、ごきげんよう。。。



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